美濃赤坂の西濃鉄道の夏 その1(全3回)
8月21日に訪ねた美濃赤坂にある貨物専業鉄道の西濃鉄道を3回に分けて、今回は美濃赤坂駅を出発するところまでをお送りいたします。
大垣までは毎度となっている大垣9時54分着。今回はここから東海道本線美濃赤坂支線に乗車して美濃赤坂を目指しました。
大垣到着から美濃赤坂行き10時38分発まで時間があったので改札前にあるドトールで軽くモーニングを摂る。ここのドトールは1週間後も利用しました。
10時38分。大垣駅西端にある切欠きホームから313系2連のワンマンカーに乗車し出発。きた道を戻るように南荒尾信号所まで下り線を走行したあとポイントを渡って単線に進入し直ぐに荒尾に到着。曲線上にあり2両に対してあまりに長くなってしまったホームが印象的。本線とは思えないほどの簡素な無人駅。駅を出ると直ぐに北よりの直線になり終点の美濃赤坂に向かう。ワンマン運転になった美濃赤坂支線だが、まだ慣れきっていないのか運転し以外に乗務員が添乗していた。ワンマン放送も音が割れそうなほど大きくて閑散とした車内には過剰な感じだった。
程なくして分岐があり広くなると終点の美濃赤坂に到着。駅そのものはとても東海道本線の終点とは思えないガランとしていたが、ホームの長さがかつて本線として名古屋方面への直通があったことを今に伝えている。
駅は無人となっているが事務所は人の気配がする。レンタル自転車の案内があったので折角なので駅事務所で尋ねてみると無料で借りることができた。撮影で来た旨を伝えると、「もうすぐ列車が来るよ」と教えてくれました。
駅構内は旅客列車が発着する線路以外にも貨物ホームがを挟んで複数の線路があるが、実際使われているのは架線が張られた旅客線と貨物ホームの東側の3本だけのようである。
駅東方を見て回ると専用線の跡があった。道路部分だけが残り駅構内側は撤去されていた。また工場敷地内も見た感じなく(気が付かなかっただけかも)大型クレーンのレールがクロスするかのように敷かれていた。
(さらに…)