5月2014

目的地への移動手段から周遊へ

今春の定期あけぼのの廃止に続いて来春のトワイライトエクスプレスの廃止が発表されていよいよ終焉を迎える感のある寝台特急。今のところサンライズだけは残りそう。ここで寝台特急の廃止要因と豪華クルーズ列車にみる寝台列車の可能性を考えみてようと思います。

廃止要因としてはこれまで
A.利用客の減少 低迷
B.車輌の老朽化
が挙げられてきた。
では、利用者の減少の背景にあるものは何なのか?
A)
1.新幹線の開業
過去には新幹線が開業・延伸した時は昼行特急の廃止が相次いだものの、寝台特急は夜出て朝着けるという点で新幹線とはある意味住み分けができていたのだと思う。もっとも、新幹線の高速化でそのメリットが薄れたのも確かだろう。

2.格安ホテル
ちょっとした都市や街の駅前にはたいていビジネスホテルがあるもの。
時間さえあれば夜行に揺られるよりも格安ビジネスホテルのほうがゆっくり出来るというもの。確かに居住性や通信環境などは格段にイイと言えます。
移動手段も高速バスを利用すれば大幅に安くできますし、新幹線を使ったとしても寝台特急と比べて前述のメリットを鑑みて+αの料金でも利用価値があると言えるのではないでしょうか。

3.高速バス
安くて快適になった高速バス。新幹線の半額以下で東京~大阪を移動できるのは大きなメリット。ちょっとプラス(でも新幹線より安い)でハイグレードな車輌に乗れたり快適性は高まっています。かつての夜行列車と同様に夜出発して朝着けるので現地で朝から活動できます。一時期ツアーバスで問題にもなりましたが、それだけ需要があるとみていいと思います。

4.格安航空
LCCが日本でも飛び始めて1万円で東京と神戸など新幹線よりも早く安く移動できる手段が現れてきました。
安くて早いとなると遅くて高い寝台特急は夜に移動できるという点を除いて大きねメリットがなくなったと言えると思います。単に目的地への移動を考えるのであればLCCは選択肢としてかなり強い存在となると思います。

B)次に車輌の老朽化
現在寝台特急に使われている車輌はカシオペアとななつ星を除いて24系25型と国鉄時代に製造された車輌です。1973年からの製造で製造から30年以上、基本的な設計は更に前といえるでしょう。客車といえど長距離を走行する寝台特急なので痛みは小さくないでしょう。また、客車そのものが減ったことなど交換部品も少なくなってきていると言えます。
他に、客車列車が減ったことから旅客鉄道の機関車そのものが減っています。もちろん機関士もです。典型的な例がJR東海ですね。貨物は機関車がなければ仕事になりませんが、旅客鉄道では工事列車や臨時、寝台特急などを除いて機関車の出番はありません。JR東海さんはキヤ97などに置き換えて機関車を全廃しました。

(さらに…)

2014年6月壁紙&カレンダーは梅雨空の381系こうのとり

6月壁紙とカレンダーは梅雨空の丹波路を駆ける381系こうのとりです。
サンプル
2014年6月16対10ワイド壁紙381系こうのとり
2014年6月六曜ありカレンダー


ダウンロード
カレンダー(A4)
2014年6月六曜ありカレンダー
壁紙
通常版(4:3)
2014年6月4:3画面用壁紙381系こうのとり
ワイド版(16:10)
2014年6月16:10ワイド壁紙381系こうのとり

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踏切と吊り橋と峠から篠山市街

381系下りこうのとり381系下りこうのとり。昼過ぎに撮ったもの。この時間であれば順光で撮れる。水鏡も狙ったけど川代付近は風の通り道なので朝夕以外は難しいかな。
吊り橋と踏み切り踏切越しに広田の吊り橋
大峠より篠山市街兵庫県道36号西脇篠山線大峠より篠山市街を望む。手前の住宅群は丹南の住吉台。

アケビの花付近で咲いていたアケビの花。ウグイスもいい声で啼いていました。

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下滝 篠山川に架かる広田の吊り橋

加古川水系に架かる一番古くかつ現役唯一の生活用吊り橋なのではないかと思われる丹波市山南町、下滝駅近くにある広田の吊橋を訪ねてきました。

先日、新聞に載っていた架替えの記事で初めて知った広田の吊橋。写真の背後に架線柱が写っていたので下滝駅近くとみて向かいました。車では渡れない橋なので駅併設1時間無料の駐車場に駐めて歩きました。県道を篠山方面に向かうと吊橋の案内があるので右折。踏切を越えたその先、細い道が向かうところにその橋はありました。広田の吊り橋を望む

広田の吊り橋正面見た感じだいぶ古い。現役なのがちょっと不思議な感じの趣です。

広田の吊り橋注意表示注意表示。原付きが通れるのか通れないのか? でも橋の状態を見ると渡る勇気がなくなるわ。

広田の吊り橋から見た篠山川の新緑橋の上から見える篠山川は両岸の新緑が初夏の日差しを浴びて綺麗でした。川代渓谷よりもここのほうが美しいかも。ただ直下を見るとガクブルです。橋は歩くのは勿論、風が少し強く吹いても揺れます。足元は木の板で隙間からは水面が見えてスリル満点。橋板は手入れされているようなので大丈夫だとは思いますが、橋そのものが古いのでやっぱり怖いです。そう思うと新しい橋になって安心して美しい景観が見れるようになってほしいと思いますね。

広田の吊り橋対岸よりどこかでこんな塔をみたような・・・市川水系や山間部の川で見たことがあるような。そういえば八千代の杉原川にも朽ちかけた橋があったような。おそらく同時期に架けられた橋で老朽化や近隣に新しい橋が架かったり、利用者がいなくなったりして姿を消していったのだろう。

ここ広田の吊橋は幸いにも今に至るまで大切に使われて残った幸運な橋なのかもしれません。その橋も来年には新しい橋となります。現状を見ると消えるよりは架替になる分良かったのだと思います。新しい橋も吊橋なのだろうか。気になるところであります。

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誕生日は藤の丹波市白毫寺へ

はい。誕生日です。コナンくんの誕生日でもあります。一昔前は祝日と祝日に挟まれた4日は国民の休日なんていう何とも中途半端な休日でした。
今年は日曜日と重なり日曜出勤でもなかったのでお仕事も休み。
一家で藤が見頃を迎えた丹波市の白毫寺に行ってきました。

175号線を一路北上。176と合流して水分れを過ぎると福知山線と並走。途中お決まりのポイントで撮影されている方々がいました。黒井を過ぎて左折して白毫寺へと至る道の勅使踏切にもいらっしゃいました。こちらは白毫寺へ直行。

駐車場入口は車列はあったものの幸いスペースが特に待たされること無く駐車できました。といっても決して来観者が少ないわけではなく観光バス含めて多くの方が来られていました。

白毫寺九尺藤メインの九尺藤です。
人は勿論、クマバチも多くブンブンしております。藤棚の下に行くとクマバチが誘われる理由がわかりますね。甘い香り漂っています。白毫寺藤棚藤そのものは宍粟市山崎の大歳神社千年藤と比較してやや小さな印象です。線円藤は白毫寺と比較して敷地せのものは狭いのですが、いっぱいに広がって棚もやや低いというのもあるのかもしれません。藤棚のあるところは広場のように広くなっているので地元の産品や食べ物も売られていました。

5日にはいろいろとイベントも企画されているようですが天気が心配。日暈と水平環アーク空を見ると太陽のまわりに見事な暈ができていました。よく見ると傘の下の方にも水平方向に虹色になっています。調べてみると水平環アークのようです。

白毫寺シャクナゲ斜面にはシャクナゲが植えられています。

初夏なのに紅葉?ちょっと季節が?な一枚を。一見秋な写真。
白毫寺白毫寺太鼓橋。

無事に写真撮れた・・・というのは名古屋行った時から望遠側にすると具合が悪くなっていた。ここでもなったけど取りあえずは何とかなった。でもそろそろ新しいのを用意しないといけないかな。出費が・・・

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