7月2012
昨日の続きのような内容です。
昨日の文章の後半は中盤で地元の参加やファンの獲得について触れながら最終的に結論どっかに話が飛んでいたようなところがあったので改めて記そうと思います。
地方鉄道を利用する人を3つに分類してみようと思います。
1つに、「地元(沿線)住民」2つめが「来訪者」3つめが「(鉄道)ファン」としてみました。
ちょっと極端なのですがわかりやすいんじゃないかともいます。
今回はこの中で来訪者とファンについて考えてみようと思います。先に行ってしまうとこれが地元住民の利用にも繋がると考えられるからです。
来訪者 つまり沿線外からの利用者は路線沿線の観光地や買い物を訪れることを目的とする。わかりやすい例で言えば南海高野線の橋本より南の区間や元来の神鉄有馬線などがそうである。行楽地への旅客を見込んだり観光地に来てもらうために作られた路線です。いわばそれは路線が観光ルートになっていると言うことです。元々観光地的要素の強い地域では観光地までのルートや周遊エリアが定まっていたり、地域内での観光列車を走らせたりして鉄道など交通機関が自然と組み込まれていることが多い。
ではここで昨日あげた和歌山電鐵と伊賀鉄道はどうか・・・
いずれの路線も地域を巡るマップやスタンプラリーなどを駅で配布したりHPでダウンロード出来るようにして路線とともに地域のスポットや名所、名物を巡れるようになっている。特に和歌山電鐵は乗り放題切符とスタンプラリーを組み合わせるとともに、タマ駅長や楽しい電車と組み合わせて観光客を楽しませる工夫が出来ているところが好印象です。
鉄道を組み込んだ見て行って体感し楽しめるルート(マップ)を作りお客に提案するのは元々効果的だと思います。

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2012年7月12日 00:07|
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先日行って来た伊賀鉄道。GWに載ってきた和歌山電鐵。
それぞれ大手私鉄のローカル線で赤字により廃線の危機に瀕した路線である。南海電鉄貴志川線は岡山電気軌道の支援により和歌山鐵鉄として存続し、今はタマ駅長をはじめとした観光資源と個性あふれる電車、地域観光資源を組み合わせて注目され乗客を増やした。
伊賀鉄道は近鉄伊賀線は上下分離で施設と車輌の保有は近鉄(※現役車は伊賀鉄道保有)が、運転は伊賀鉄道が行う。但し伊賀鉄道そのものも社章を見て想像できる様に近鉄連結子会社でそれに伊賀市も出資している。(wikiより)
伊賀鉄道は近鉄の出資が多いので近鉄色が濃いかといえばそうでもなく、実際乗ってみると地元のローカル線である。特に東急より導入された200系の車内は元が東急とうこともあるが実に地元の鉄道とした感じが伝わってくる。

いずれの鉄道も全てではなくても車内を少しでも快適に、おもてなしを感じさせる工夫がある。和歌山の場合タマ電車やおもちゃ電車などがそうであるし伊賀鐵道の場合一部シートをクロスにして一部区間では案内放送がかかる。特に印象に残ったのは上野市駅の案内放送しているおばちゃんです。いわばどこの町にでもいる元気なおばちゃんが駅の案内放送と改札を兼業しているのには驚いた。無人駅が多い中、市の代表駅?である駅で親しみやすい人が居ると言うのはとても安心できる。通学途中の高校生に声をかけたりして町、そして人の生活に鉄道が溶け込んでいるのがとても印象的だった。
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2012年7月11日 00:50|
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伊賀鉄道860系さよなら撮影会&運転に行ってきました。
元近鉄奈良線系の18m車の見納めとあってかなり賑わっておりました。近鉄電車にはむかーしむかしにも乗っていたことがあるといえど流石に900系以前の車輌に乗ったことはないので自分にとっては最初で最後の電車となりました。
近鉄旧型車塗装の860系862F
斜めから
車庫の本線向かいの側線には登場時のマルーンに銀帯の863Fの姿。
ラストランへ
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2012年7月9日 23:45|
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明日は伊賀鉄道860系の最後と言うことで伊賀の国 上野市伊賀市まで行ってきます。
ところで忍者の里 伊賀上野・・・やっぱり伊賀上野という方がイメージ強いですね。
上野市って聞いてもイマイチピンと来ません。兵庫県で言う篠山市みたいなものですね。丹波篠山といえば黒豆とかボタンとかイメージがわくほど知名度が高いのに丹波を外すとどこだかわかないみたいな。
上野といえば東京といった方が強いですね。
さて、上野市駅まで行くに当たってのコース
ひとまず新三田発で草津から草津線、柘植から関西線経由で行こうと思います。
帰りは伊賀神戸経由予定です。
スミマセン 駅名は上野市のままで市名は伊賀市ですね。伊賀・・・といえば分かりますね。すっかり時代に取り残されておりました。不快な思いをされた方がいらっしゃいましたらお詫び申し上げます。


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2012年7月7日 21:25|
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