地方鉄道の活性化のルート×2→粟生線

昨日の続きのような内容です。
昨日の文章の後半は中盤で地元の参加やファンの獲得について触れながら最終的に結論どっかに話が飛んでいたようなところがあったので改めて記そうと思います。

地方鉄道を利用する人を3つに分類してみようと思います。
1つに、「地元(沿線)住民」2つめが「来訪者」3つめが「(鉄道)ファン」としてみました。
ちょっと極端なのですがわかりやすいんじゃないかともいます。
今回はこの中で来訪者とファンについて考えてみようと思います。先に行ってしまうとこれが地元住民の利用にも繋がると考えられるからです。

来訪者 つまり沿線外からの利用者は路線沿線の観光地や買い物を訪れることを目的とする。わかりやすい例で言えば南海高野線の橋本より南の区間や元来の神鉄有馬線などがそうである。行楽地への旅客を見込んだり観光地に来てもらうために作られた路線です。いわばそれは路線が観光ルートになっていると言うことです。元々観光地的要素の強い地域では観光地までのルートや周遊エリアが定まっていたり、地域内での観光列車を走らせたりして鉄道など交通機関が自然と組み込まれていることが多い。
ではここで昨日あげた和歌山電鐵と伊賀鉄道はどうか・・・
いずれの路線も地域を巡るマップやスタンプラリーなどを駅で配布したりHPでダウンロード出来るようにして路線とともに地域のスポットや名所、名物を巡れるようになっている。特に和歌山電鐵は乗り放題切符とスタンプラリーを組み合わせるとともに、タマ駅長や楽しい電車と組み合わせて観光客を楽しませる工夫が出来ているところが好印象です。
鉄道を組み込んだ見て行って体感し楽しめるルート(マップ)を作りお客に提案するのは元々効果的だと思います。

おもちゃ電車車内和歌山電鐵スタンプラリーマップ

2つめにファンです。
これは先日の伊賀鉄道の例ですね。古い車輌のさよなら運転などは非常に物理的に限られてはきますが、中古部品やグッズはファンにとっては喜ばれます。また最近殆どの鉄道会社で行なわれている鉄道まつりはファンだけでなく親子やなど広く楽しめるイベントでもあります。枕木オーナーや鉄道会社の販売する沿線名産や関連グッズを購入することでローカル鉄道の収益となればファンも嬉しくなります。ファンにとってはイベントに参加でいるだけでなく好きな鉄道会社の支えになれば本当に嬉しいものです。

さよなら860系記念

こうしたグッズは購買意欲をそそる


神鉄粟生線の場合、現状いずれについてもまだまだと言った印象を受けます。確かに団体でのハイクなどはあるのですが、個別に回れるようなそして回ってみようかなと思わせるものには乏しいように思います。大手私鉄と同じようにやっても効果が出ないように思います。ローカル線だからこその地元市民や行政、他の交通機関との連携で巡れるルートづくりが必要じゃないかと思います。
ファンで言えば先日サポーター募集のニュースがありましたが、鉄道ファンを対象にするとそれようの内容が必要となってきます。いわゆる工場見学や貸し切り列車、撮影会など・・・あとは具体的な目標でしょうか。若桜鉄道のようにSL復活などを目標とするものそうだと思います。ファンクラブに限らなくてもオーナー制度などでも良いと思います。ファンが好きな鉄道支えている感じられるということです。もちろんその前提にはファンを大切にする姿勢が必要でありファンを集めるにいたる道筋(=ルート)が必要になってきます。

地元利用が限られる中、このようにして外部から利用者を呼び込み利用や収益が増えてこれば、自ずから地元沿線住民の利用も増えてくるのではないかと思います。来訪者へのルートの見える化とファンを呼び込むルート、そとから2つのルートを辿って乗客が流れ込んだときにはきっと今までと違う、和歌山のような活気が見えてくるんじゃないかと思います。

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