鉄道

加古川線野間川(板波川)新橋梁供用開始

加古川水害対策の一環で行われていました加古川線の野間川橋梁(県のサイトでは板波川橋梁)の架け替え工事が完了し、仮線から新橋梁に移っています。

戻された時期は確認できませんでしたが、仮線側にまだレールが残っているのでごく最近の模様です。
なお、この橋梁、県のサイトでは板波川橋梁となっていたり、野間川JR橋梁となっていたりなぜか表記が異なっています。
 
参考はこちら
同じページ内で異なっています。なお、板波川という川はなく野間川が正しいです。
 
ちなみに現在工事中で中ほどまでトラス工事が進んでいる西脇市~新西脇の加古川橋梁は「JR加古川第3橋梁」と記されています。
この表記だとJR山陽本線が第1 厄神~市場が第2 西脇市~新西脇が第3 久下村~谷川が第4まてまて久下村~谷川は篠山川になるのかな。
野間川橋梁
野間川橋梁を望む

車窓は菜の花牛の姿 列車は走るよ北条鉄道

北条鉄道フラワ2000-1号と菜の花そして牛

菜の花と牛?がお出迎え

のどかな北条鉄道沿線にはこうした菜の花畑がところどころにあり乗客の目を楽しませてくれます。
播磨横田と北条町の間の菜の花畑には人や牛、虎の人形?がおいてありそれが結構リアル
遠くから見ると本当に畑を耕しているように見えます。
 
写真では残念ながら牛の顔が切れていますが・・・この距離だと実のことろこれは幸いかも なぜかは行ってみればなんとなくわかるはず。
北条鉄道フラワ2000-1号 
終点北条町はすぐそこ
 
都市の喧騒から隔絶されたかのような線路
木の枕木に草の生えた道床
何処か頼りなさそうな 儚げな
でも、自然に溶け込んでなぜかのびのびしているように思えて
どこかやさしさを感じられる
 
いつまでも残しておきたい風景です

変わらないもの・・・鍛冶屋線市原駅の桜

旧鍛冶屋線市原駅の桜です。

今年も変わらず咲いてくれました。加古川線などローカル線には駅のホームに桜が植えてあるところがあります。
この市原駅も大きな桜があります。
駅はなくなっても桜はそのまま残り、そのあと若木が周りに植えられたのでより華やかになっています。
市原駅鍛冶屋線資料館とともにちょっとした地元の憩いの場として親しまれているいる光景は駅のあったことろを思い起こさせてくれます。
もし・・・はダメなんだろうけど、もう少し早く手が加えられていたら駅も残ることができたのかもって
列車から車に変わっても変わらず人の行き来を見守る桜 これからも元気な姿を見せてほしいものです。

加古川線と北条鉄道、神戸電鉄加古川橋梁をまとめて見れる丘

 
3月27日のこと。
青野ヶ原丘陵に古代の遺跡がありまして公園になっているのですが、そこがいい具合に展望台になっているのです。
特に初めからそうする気でいたわけではなかったのですが、見下ろしてみると加古川線が・・・それに遠方に神戸電鉄加古川橋梁。
これは撮るしかないカメラを準備するとちょうど神戸電鉄が加古川線を渡ってくるではないか。思わず撮ったのがこれ
遠方に倍率が低いのでこれが限界 どうにか小さく写っています。
 
続いて、神戸電鉄が来たとなると思ったら北条鉄道来ました。車両はフラワ2000-1号。
北条鉄道
 
こうなると本数の少ないローカル線では少しでも接続の便をよくしているので加古川線もやって来る。
河合西から粟生へ上り103系
普通の1パンタ編成です。なお3月に入ってからは終日2パンタ車も1パンタで運行しています。
 
日中加古川線の厄神以北での上下列車の交換は粟生で行われるのでしばらく待っているとやって来るはず。それとともに、神戸電鉄も北条鉄道も出発していきます。
103系3550番台見る見る速い_青野ヶ原
下り列車は「見る見る速い」の103系3551編成でした。遠目でも十分に目立っているのはデザインのおかげ。
ちょうど下り列車が河合西に向かってくる間に神戸電鉄の上りが加古川橋梁を渡っていきました。
加古川橋梁神戸電鉄上り
 
最後に北条鉄道のフラワ2000-1号が北条町に向かって行きました。
北条鉄道北条町行き
 
一眼レフとか望遠が使えれば結構いい写真が撮れそう。元低い位置でも田んぼが多いのでワイドな写真が撮れたり出来そう。もっとも車が多いのでチャンスは少なそうです。

今年も近鉄時刻表購入

タイトル通りです。
 
大学以来毎年買っている近鉄時刻表
イベントに行くのに使うこともないですし、大学にも年々行く回数は減っていても買っています。
買ってわかったのですが近鉄は今年創立100年になるのですね。
阪急と山陽電鉄は明治43年の開業で100年。近鉄は創立で開業は大正3年。
いずれにしても今年は関西の主要鉄道会社が姿を現わして100年という区切りの年なわけですが、さすがに100年たつと当初の想定通りの路線に成長した路線もあれば姿を消した路線もあり、はたまた化けた路線も・・・
 
そのなかで阪神なんば線は化けた路線の1つでしょうね。
ちょうど20日は直通開始1年の日ということもあって、このところ新聞なんかでも関連した記事が特集されていましたが、阪神三宮の改良工事が完了する頃にはさらなる動きがありそうです。たぶん10両直通なんてこともあるのでは・・・と思っています。
あと、直通運転区間の延長ですね。
盛んに姫路乗り入れが取りざたされていますが、かなり阪神は慎重姿勢ですね。一方山陽は乗り気にも見えますが、設備面で個人的には不安が残るところも。
 
いずれにしても厳しい情勢の中、区切りの年に前向きな話題が出来るだけもいいのかもしれない。もちろん実現できれば一番いいのだけど。

加古川線加古川橋梁工事1

加古川線西脇市~新西脇にある加古川橋梁架け替え工事の状況 西脇市側から新橋梁のトラス工事が始まっています。

 
 橋脚を立ててから上部構造物の架橋工事を始めるものだと思っていましたが、今回は橋脚の工事とトラスの工事は平行して行われています。橋脚部分は西脇市側の1本はほぼ完成した状態ですが、新西脇側はこれからコンクリートを流し込んだりの工事の真っ最中です。トラス橋ということで上部はどこかで組あがったものを設置するのかと思えば、写真に見えますように現場で組み上げています。橋脚の工事が行われていることと上部構造物を現場で組み上げているので新橋梁のできている部分は仮の橋脚を立てて支えています。
加古川橋梁(3)小加古川橋梁(4)小加古川橋梁(5)小
ローカル線に何故トラス橋かと思えば、原因は水害なのです。 というのも、現在の加古川橋梁の橋脚は12本。写真からもわかるように橋脚間が狭く川の流水を妨げ兼ねないという状態なのです。実際先の水害の際は流れてきたものが引っかかるなどして流れが妨げられて溢れて周辺が洪水になりました。今回の工事によって橋脚を12本から2本に減らすことによって流れをよくするのですが、なにぶん加古川と杉原川の合流地点で川幅が広いので強度が保ちつつ橋脚数を減らすことのできるワーレントラス橋が採用になったようです。
 
普通に考えてこんなローカル線に立派な鉄橋をJRが直でつくる筈もなく、券の水害対策事業の一環で行われています。
地元でこれほどの鉄道工事が行われるのはそうはないということで今後も追跡していきます。