JRふれあいハイキング~鍛冶屋線の廃線跡を歩く~11月20日

11月20日に行われたJRふれあいハイキング 日本のへそ西脇~鍛冶屋線の廃線跡を歩く~の ところどころの写真をと。
今回西脇市観光協会主催で行われたふれあいハイキング。まもなく鍛冶屋線跡の市原~羽安の星の遊歩道が拡幅一般道路化されるにあたり、20年を過ぎた鍛冶屋線跡と市内の名跡を辿った。参加者は結構多く30人を超えるくらいになった。羽安から西脇市は神姫バスを利用。
西仙寺
西仙寺本堂と大イチョウ
西仙寺本堂と大イチョウ
鍛冶屋線跡星の遊歩道来年度拡幅普通の道路になる遊歩道部分
星の遊歩道の元踏切に残る踏切照明星の遊歩道の踏切跡に残る踏切照明。これも近々見納めかな。

春の陽に~地蔵一本桜とつくしんぼ

地蔵一本桜とつくしんぼ早咲きの地蔵一本桜と春の陽に誘われて出てきたツクシたち のどかな春の一日

黒田の里を巡る

本黒田駅本黒田駅 大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田官兵衛縁の地としてPR幟や看板が設置されています。本黒田駅停車中谷川行きやってきた谷川行き。乗車1名下車数人。閑散線区といえど毎日運行の交通機関が加古川線だけなので、住民や観光に貴重な公共交通機関です。

黒田城址より展望黒田城址からの眺め。眼下に加古川線と加古川が流れています。対岸に175号線。向かいの山は多可町との境界になる山々です。

荘厳寺黒田城址の山を下ってノボリを目印に谷筋を東へ進んでいくと、黒田氏縁のお寺、荘厳寺に着きます。荘厳寺参道本堂へ続く道はいい感じに苔ている。
奥の本堂は現在工事中で見ることが出来ません。隣の多宝塔は見れます。荘厳寺多宝塔よく見るとだいぶ傷んでいるようで・・・。苔の参道は今の時期かもしれませんが、多宝塔は秋の紅葉の頃が更に美しいかもしれませんね。

荘厳寺の参道は思いの外長かった。でも価値はあると思う。秋はさぞかし綺麗だろう。

黒田の里をゆく加古川線帰りに撮った黒田の里をゆく加古川線125系 周りの田んぼは山田錦の契約田

鉄道コム

西脇市内の加古川旧河道と旧第3加古川橋梁

西脇市総合福祉センター荻ケ瀬会館北側の川下神社に加古川旧河道埋立の石碑と解説板がありました。内容は昭和初期から戦後にかけての西脇市内の加古川付け替えと埋め立てについて。かつての加古川は下戸田のあたりから和布町の北側を通り、今の西脇市総合福祉センター付近で杉原川と合流していたそうです。そのかつての河道付近ですが、今でもその痕跡らしきものが残っていました。

加古川旧河道1

DSC_0220加古川旧河道2

南側の和布町から旧河道に入る部分には1mほどの段差があり用水路が流れています。福祉センターの横の道はぐねっと曲がって坂となっています。また杉原川の河川敷からかつての合流付近を見てみるとどこか不自然な堤防の曲がりがあります。加古川旧河道合流付近グーグル・マップで見るとわかりやすいです。旧河道と思われる部分の区画がほかと異なっています。グーグル・アースでみると更にわかりやすく、やや曲線を描いた一定の幅の帯が東西に伸びています。

[googlemap lat=”34.980627547891174″ lng=”134.97263634204865″ align=”undefined” width=”300px” height=”150px” zoom=”17″ type=”G_HYBRID_MAP”]西脇市和布町[/googlemap]

(さらに…)

西脇市駅西口整備より 駅を出たら3分で真っ暗を・・・

今朝19日付け神戸新聞の北播面に掲載の西脇市駅西口整備に関する記事より思ったことを書き綴って見ようと思います。
西脇市駅は西脇市駅野村町にある西脇市の玄関となる駅です。かつては鍛冶屋線の西脇駅が街の中心にありこちらのほうが駅の規模も大きく賑やかだったそうですが、路線の廃止に巻き込まれて消滅。結果として野村駅が西脇“市”駅となりました。
市街の南外れにあたり黒田庄方面への唯一(札場行きバス除く)の公共交通機関とはいえぶっちゃけ1日9往復では余りに使えないのが実情。南へは隣駅が加東市で市外。市内の核を至らなくなり市街地を南北に結ばなくなってしまっているので市内移動には誠に使えない。まさしく市外からの玄関駅!
[googlemap lat=”34.972065″ lng=”134.969067″ align=”center” width=”300px” height=”150px” zoom=”17″ type=”G_HYBRID_MAP”]兵庫県 西脇市駅[/googlemap]

さて、最近になってこの西脇市駅に西口を作ろう!という話が出ています。その辺は神戸新聞を参照のこと。なぜこういう話が出てきたかというと、駅の出入口となる駅舎やロータリーが従来の市街地側にあたる東側にしかなく、茜ヶ丘などの新興住宅地や最近出来た商業地区は西側に集中しているからです。つまりは駅の向きと人口が一致しなくなっているということです。なので利用しやすいように西口をつくって外から来た人にも、そして市内の人にも利用しやすいようにしよう+地区を活性化!というわけです。
こう考えると最もだなぁと思うわけです。神鉄粟生線などあまり公共交通、鉄道への関心が薄くなりがちなこの地域で駅をどうにかしよう、もっといい街にしようと考えてる人がいることに嬉しく感じてしまいます。鉄道ファンの自分もいい案だなと思うのですが、ちょっと冷静に考えてみることにしました。

駅の西側は以前は田んぼが広がり人家がぽつりぽつりと言った具合でしたが、最近は利便性から次第に分譲住宅などが増えてきています。既にだいぶ家が建ってきているので、広い道やロータリーを作るには多くの費用がかかります。記事によると数十億だそうです。
そんなお金、税制なんの市には“はいどうぞ”とはいきません。そしてこれは鍛冶屋線がなくなった影響でしょうね。それだけの投資をしても利用者は増えないという駅から離れた地域の方の意見もあります。こういう意見が出るのはもっともで、1つに「市内での移動が見込めない=鉄道を日常的につかわない」ので必要性が薄くなり優先順位が低くなるということ、2つ目にそもそも費用対効果が見込めないということです。私が考えるところ、どちらもその通りでだと思います。

では何もしない?

(さらに…)

西脇市椿坂Y字路

西脇市Y字路発想の地西脇市内にある数あるY字路のうちここは西脇市出身の美術家横尾忠則氏のY字路シリーズ(といっていいのだろう)の発想の地だそうです。
車では少し入りづらいところにあります。公共交通がいまいちよろしくないので車で移動しがちな街ですが、歩けば隠れた名所に辿り着ける魅力があります。こうした点も街づくりや活性化のヒントになるのではないかと思います。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAこちらは昨年11月18日にラストランとなり見納めとなった加古川線横尾忠則ラッピングトレイン「走れ!Y字路」です。走っている間にGAW展などがあったもののもっと持続的のあるものへともっていけたらより良かったんでしょうね。もっとも西脇市のHPもリニューアルされ観光協会も本格的に動き始めたようなので変わってくるかもしれません。
加古川線開業100年もあるのでまだまだチャンスはありそうです。

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