鍛冶屋線が描かれた看板の地図

先週の三木鉄道は廃止2年。こちら鍛冶屋線は20年

地図から消え、線路は道路となり年々当時のものを探すのが難しきなってきますが、ちょっと裏にはいるとこんなものが見つかったりします。

鍛冶屋線が描かれた中村町の看板

織物工場の壁に付いている中村町商店街の看板地図です。

鍛冶屋線が描かれた看板を拡大地図を拡大

20年以上前のもののはずなのに比較的色あせず残っているのは張り出した屋根のおかげか広告部分を塗り替えているのか。曽我井にあった町の観光案内の地図は移設されて残っているけど状態がいいわけでないし、塗り直すと変わっちゃうし。屋根のあるところにあるだけでもだいぶマシになるとは思うのだけど。

機織の音はまだ所々で聞こえてくるけど三角屋根と女工さん、汽車が走って機織の音がガチャ万と言われ頃はセピア色に

変化はいやを無く進んでいく中で何が残りどんな姿になっていくのだろうか。

神戸新聞鍛冶屋線特集~鍛冶屋線今昔物語~

神戸新聞5月4日~9日(6日は新聞休刊日)にかけての計5回、鍛冶屋線の特集が掲載された。

記事は神戸新聞23面(5日は25面、8日は21面)の地域ニュース「北播」に「鍛冶屋線今昔物語」のタイトルで掲載された。

記事では鍛冶屋線と深いつながりのある播州織や賑わったころの町の様子、鍛冶屋線によって結ばれた人々、鍛冶屋線に携わった人々、鍛冶屋線を守るための運動「カナソ・ハイニノ国」、そして今も続く鍛冶屋線を懐かしむ活動などを各回ごとに取り上げ、記事中には現役当時の写真や最終列車の西脇駅、現在の廃線跡の風景、住民運動など貴重な写真などか掲載された。

地域版での掲載のため西脇を中心とした北播磨エリアの紙面にしか掲載されていないのがちょっと惜しいところです。