動けん4月と播州織マスクとか

こんなはずじゃなかったのですが。今は皆そんな状態なのでしょうね。当方は休みあれど動けず。幸い仕事は通常通りです。今月は有給の消費期日の関係もあり休みもふんだん?にあります。当初の予定では18~20の3連休は東京行きだったのですがご覧の状況であります。休みが宙に浮いております。

さて仕事の方はコロナに脅えつつ夜勤やってます。マスクは会社支給で使えるのですが地元播州織の布製マスクに高機能フィルター&ガーゼを入れたものを使って播州織のPRを兼ねて使ってます。先日は近所のユタックスさん製マスクもこれも近所のセブンイレブンで入手できました。播州織にしても布関連の製造所があってよかった西脇多可 北播磨エリア。もしかしたら布製マスクに限って言えば北播磨の西脇多可エリアが一番手に入れやすいし作る素材も揃っているのかもしれません。

コロナウイルスの影響でさっぱり物量は減っているし緊急事態宣言後は人がいない。繁華街は目立って人がいない。郊外の車移動中心のエリアではまだ人がいたりします。高速道路もトラックやバスも減ってますね。今はただ耐えるだけ。そして感染しないことを祈るのみ。

播州織と製品の可能性を感じて

FaceBookでお誘いいただきましたイベント「子ども達に伝える播州織」に参加してまいりました。


場所は明石市東仲ノ町のアスピア明石の東側の2国沿い古材ギャラリー博美園さんと縞職人さん。着いたのが14時を過ぎていたのでトークショー&座談会に参加をと思ったのですが、うっかり場所をチェックし損ねて先に縞職人さんに寄って教えてもらってから古材ギャラリー博美園さんの方に向かいました。


播州織の産地西脇では素材展などのイベントがあるのですが、恥ずかしながら仕事が入ってこれまで行けずじまいでした。なので今回が初めてです。トークショー&座談会は途中からなので座談会がほとんどでしたが、かないよい内容が聞けたと思います。簡潔に申しますと、「従来糸を染めて布に織り上げて出荷していた播州織を自らデザインして最終的な製品として出荷するというところに持っていく」がメインなのではと感じました。そこには播州織は長年培ってきた織や染めの技術を駆使して、今まで出来ない・やってこなかったことにチャレンジして新たな商品を地元の地元によるブランドとして市場に送り出していくこと、そして素材も地元で作ってみるということも挑戦として含まれているのだと思いました。
恥ずかしながら地元住人でありシステムにおいても少なからず播州織に関わってきた身でありながら、播州織製品の良さやデザイン性、先進性についてはあまりに知らなさ過ぎだと痛感しました。
ついつい衣類についてもそうですが、欧州のブランド品や1品ものの商品に目が行き勝ちでしたが、地元播磨にもそれに匹敵する製品があるわけです。元々海外の有名ブランドが生地に使っていただけあって品質や技術は一級品なわけです。あとは座談会でもありましたがデザインですね。最近ではいろいろなデザイナーさんが参加されるようになってかなり変わってきたと思いますし評価も高まっていると聞きます。恐らく播州織が産業として生き残っていくポイントはここなんだろうと思います。

(さらに…)

とれいん3月号 播州織糊付け工場の軌道

2月21日発売の「とれいん3月号」(株式会社エリエイ)に連載中の「線路は続くよいつまでも」第19回(信沢あつし著)に当ブログが掲載されました。

とれいん 2012年 03月号 [雑誌]

記事に掲載されるきっかけとなったのは2010年11月28日の「播州織工場跡に残るレールと鍛冶屋線市原駅お色直しキハ30」です。

このサイトも19ヶ月目。本当はその前からしていたものの何度かデータを吹っ飛ばしてしまったので現在残っているのはこの期間です。他に前身となったサイトも現在も残しております。多くのブログがHPがある中で、こうして見ていただいてお役に立ちそして掲載していただけたのは嬉しい限りです。

このブログの記事見つけてそして記事に記して頂きました信沢あつし様には改めて御礼申し上げます。

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播州織工房館

播州織関係の展示や製品の販売をしています播州織工房館です。

播州織工房館

大河ドラマで使われたものと同じ生地で作った服なども売ってますよ。

カフェ

最近になってカフェも始められてコーヒーや紅茶、シフォンケーキなどを食べられるようになりました。

近くの旧来住家住宅と情報未来館とともに播州織と地域文化の交流の場所となっています。

付近は横尾忠則の絵のモデルとなったY字路もあったりしますので、付近の散策もお勧めですよ。

播州織工房館

西脇情報未来館21

西脇TMO

旧来住家住宅

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播州織工場跡に残るレールと鍛冶屋線市原駅お色直しキハ30

北播磨は西脇を中心に播州織と呼ばれる織物盛んな地

今は昔の勢いはなくなってしまったがそれでも染色工場や機織の工場があります。

今回はかつて織物をしていたという廃工場に残るトロッコ用の線路です。

場所は西脇市と多可郡多可町中区(旧中町)との境。

表通りから少し入ったところにその工場はあった。

廃工場とはいえ倉庫として使われているようで廃れた感はない。

ちょうど孫さんと遊んだいる年配の男性に声をかけてみると、かつては糊付けを作業そしていて織物をトロッコに乗せて運んでいたとの事。つい数年前まで使われていたようだ。

織物工場のトロッコ用レール

トロッコということでナローゲージかなと思ったがそれにしてはどう見ても広い。1067mmか? メジャーを持ってこなかったのが悔やまれる。曲線はなく直線ばかりで曲線になるはずのところはすべて転車台(ターンテーブル)になっている。動くかと試してみたが動かなかった。聞くと昔は簡単に動いていたようだ。この重さは年月そのものなのだろうか。

トロッコ用レール断面

場所は変わって旧鍛冶屋線市原駅

先日数年前に塗り替えの行われたキハ30の70と72でしたが、日常的な手入れや屋根が無いため錆や塗装のはげが目立っていた。夏の終わりごろから修繕の動きが見られたので、また現役当時と同じ色で塗りなおされるのかと思いきや・・・

市原駅跡キハ30 70と72

地元出身の絵本作家さんのイラストで塗りなおされました。下絵は絵本作家さん、ペイントは有志の方によって行われたようです。加古川線が横尾忠則先生なのでもしやと思っていましたが、これもなかなかのサプライズです。

思い出の旧鍛冶屋線「おとぎの国の列車」に変身

そうも西脇は織物といい絵画といい実のところデザインの街なのかもしれません。

キハ30 72

よく見るとキハ30 72と読める


キハ30 70キハ30 72

ただちょっと残念だったのは車番や製造板まで塗りつぶされてしまったこと。せめてこれらだけ塗りなおしで残してくれれば保存車両としての価値も違っただろうに。ただ幸か不幸か、車内にある車両番号は残っていますので完全にわからなくなることは避けられました。ただ、車内は整備されていないのでだいぶ腐食や汚れが目立ってきています。ドアしたにも穴がいていたり、現役で無い以上はしっかりした整備は望めないので仕方ないといえばそうなのでしょう。

これでまた暫くは美しい姿は保ってくれそうです。

先染播州織染色を活かした新商品

先染めの播州織の特色を活かすとこんなこともできます。

播磨染工さんのアイディアグッズです。

播州織新商品

糸を先に染めているので糸の織り具合や組み合わせで細かな表現が出来るのです。

一期一会はこの品を見て播州織り知って頂いたり、こんなことも出来るんだという発見を通して新たな出会いや結びつきが出来ればと言う願いを込めて選ばれています。

播州織グッズ

こちらはお経を播州織で表現

使う色を変えるとだいぶイメージが変ります。

なお、11月7日に第5回多可町ふるさと物産展が多可町中区のベルディーホールとその周辺で行われます。

同時にベルディホール内で多可町物産展として多可町の企業による製品や物産の展示・販売が行われます。

もちろん地元産業の播州織の企業も出展しますのでもしかしたら写真のような製品や新しいグッズに出逢えるかもしれません。

なお、産業展の会場にはお世話になっている北播磨ラベンダーパーク多可様も出展されていますのでよろしくお願いします。

関連リンク

兵庫県多可町産業振興課 第5回ふるさと産業展(産業振興課)

ラベンダーパーク多可

ラベンダーパーク多可ブログ「ミント&シナモン」