人と列車が渡る橋 赤川仮橋最後の秋
10月31日24時を持って閉鎖される赤川仮橋を約10年ぶりに渡ってきました。
前は大学1回の時なので2002年だったと思います。その頃の赤川仮橋は床板が木で隙間から水面が見えるという都会の橋では普通味わえないだろーという橋でした。大阪らしく?その上を自転車が普通に走ってました。
あれから10年。ついにおおさか東線の放出~新大阪の工事が本格化し城東貨物線の淀川橋梁も複線化が始まることになりました。これまで複線分の橋梁の片側を人道橋「赤川仮橋」として使用してきましたが、これで本来の用途として使われるようになります・・・めでたしめでたしとは言い難いのが現状。なにせ84年間も人道橋として利用されてきたので地域住民にとっては生活道路と化しているのです。市もなんとか人道橋を新設と考えたそうですが、財政難などで断念。閉鎖後は930m上流側にある菅原城北大橋を利用するようにとなっていますが、車ならいざしらず人と自転車には大変利用しづらい環境になりそうです。
訪ねたのは9日水曜日。台風24号が日本海を進み朝方は激しい雨と風になりましたが淡路に着くと次第に晴れてきました。予定では到着して直ぐに新座からの列車を撮れるはずだったのですが、中国道集中工事と中央環状の渋滞で遅れて橋到着前に目の前を走り去ってしまいました。そんでもって札幌からの臨貨もなかったようで来ず。結局昼の83レまで待ちました。平日&台風ということで同業者さんは数人ほど。あとは橋が通れなくなるということでツアーのような感じで来られている方や元々近所に住んでおられた方など。鉄道ファンでなくても珍しい橋が渡れなくなるということで来られているようです。
右岸より伊丹着陸に入る全日空B787
梅田都心と日航機
赤川仮橋から梅田都心
左岸より城東貨物線淀川橋梁
工事作業員移動用のエンジン付き移動車?
上空を飛び去っていく伊丹離陸便
大阪貨物ターミナル発百済貨物ターミナル行き83レ EF210 111牽引