西濃鉄道の四季 冬編
西濃鉄道の撮影は夏、秋に続いて今回で3度目。
冬といえばやっぱり雪の写真をと思ったのですが、そう都合よく降るわけでもなくせめて冬らしい写真が撮れたらとの思いで美濃赤坂を訪ねました。
西濃鉄道といえば前の2回はDE10 501号機で自社発注車のDDは未だお目に掛かれていなかっただけにそちらも期待していました。
美濃赤坂までの列車は前回、米原→大垣にしらさぎを使いましたが、今回はワイドビューひだ25号を使いました。実はワイドビューひだが大垣に停車するとは思っていなくて前回使っていませんでした。停まるならDC特急で関ヶ原越え&在来線で最速大垣入りをしてみようというわけです。そういえば気動車特急も地味に初めてだったりします。はまかぜとか身近なところで走っているのに乗る機会は今までありせんでした。
ワイドビューひだはカミンズエンジンを轟かせて関ヶ原越えに挑んでいました。私は米原で買った近江牛大入り飯を大垣までに食べてしまうことに専念しておりました。
大垣に到着後、いつも行っている駅前の槌谷さんに行きJRカレンダーのお返しに安納芋の水都ぽてとをチョイス。帰りに寄ることを伝えて美濃赤坂に向かいました。
美濃赤坂に着きレンタル自転車を・・・と思うと案内も自転車もないではありませんか。もしかしたら寒い冬に使う人がいないと思ったのか案内がないが無いということからして実施してなかったようです。撮影地までの距離はそんなに遠くないので今回は徒歩で回ることに。駅東側に回って待っていると、茶色いのが出てきました。待ちに待ったDD403です。DE10と比べて煙が濃いような気がします。構内南東の側線でJRからの返空貨物を待ちます。少し遅れてやって?やってきた編成はEF64 1022が牽引。ここで1回目の撮影となるところ、冬らしいのを撮ろうにも雪が~と思ったら遠く雪を被った伊吹山が見えたので合わせてみました。機関車の付替えを終えて乙女坂へ出発するDD403牽引返空列車
1度目の撮影の後、沿線で唯一田んぼと一緒に撮れる某雑誌でも掲載されていた石引神社東方の地点へ移動。いい感じの地点と思っていたのですが、田んぼの奥に新築分譲住宅が立ってしまっていました。時の移ろいとは言え撮る方としてはなんとも複雑な心境。ひとまず時点を確認後、昼食をとりに1度目に行った味味へ。今回も台湾ラーメンでセットに炒飯を頼みました。寒いのに汗かきながら食べましたよ。炒飯はちょっと微妙な感じで麻婆飯のほうが良かったかな。
腹ごしらえが済んだ後、名撮影スポットの石引神社をお参り。境内に裏手にある木に何か動物が引っ掻いた傷跡が。それも新しそう。なんでしょうか。夏なら熊と言いたいところなんですが。
このあと2度目の撮影ポイントに移動して待つ。
13時27分頃になって汽笛とともにゆっくりとやってまいりました。石引神社の鳥居をバックにDD403率いる石灰石列車が姿を見せました。線内は遮断機も警報機もない第4種踏切や家の軒先店舗先を通る箇所が多いので汽笛を多く鳴らしながら走ります。地元の方は当たり前の出来事でも他所から来た人にはちょっと驚きな光景かもしれません。写真は砕石現場をバックに撮ってみました。もうちょっと電柱がやや目立っているのと新しい家が入ってしまっているのが惜しいところ。
撮影の後、列車がないので名阪近鉄バスの赤坂線で大垣までもどる。途中養老線の踏切を渡りました。養老線といえば来た時に近鉄大型車リバイバルカラーのかつて900系が廃車前に纏っていた登場時のカラーと南大阪線のラビットカーが纏っていたカラーリバイバル編成が停まっていました。ベージュに青帯の編成は2両とかつての900系の様でした。
さて大垣まで戻ってからは全速力で市内の八幡神社にお参りをしてきました。目当てはおみくじ。全速力で入った甲斐があったのか大吉でした。駅までの戻りも全速力で、槌谷さんに寄って自宅用に安納芋の水都ぽてとと延寿柿買って帰途に着きました。
途中、吹田総合車両所京都支所(向日町)にあすかが留置されていました。時々通るものの見かけたのは今回が初めてのような気がします。