谷間に響く別れの汽笛~さようなら183系こうのとり
上り最終こうのとりがJR西最後の183系ということで仕事終わって谷川に向かえば間に合うとみて撮りに行ってきました。録っても来ました。
谷川駅の駐車場は1時間無料なので車を駐めてスタンバイ。着いた時に上下の丹波路快速の行き違いがり少しばかり駅に人がいたが、それもつかの間すぐにもとの静かさを取り戻す。
暫くして加古川線電車が到着、加古川線から下り福知山線との接続は考えていないようだ。片手で数えられる人数の下車があった。
目的の183系こうのとり26号は柏原駅を19:47分を発車し谷川には7分程度で到達すると思われるのでいよいよ準備。今回は谷川入線前の警笛も合わせて録るためにICレコーダーも用意し電源を入れて待つ。谷を伝って微かな走行音か聞こえてくると踏切が鳴り出した。刹那、長い汽笛が丹波の山間に響いた。次第に大きくなってくる走行音、そして大きくカーブを回ってきた列車の姿が見えた。暗闇を切り裂く眩いヘッドライドを照らして駅に進入し2番線をガタンゴトンとジョイント音を響かせカーブする駅を駆け抜けていった。
昨年は113系、今年は183系とまたしても国鉄型が姿を消し、抵抗制御車も和歌山からやってきた381系だけになっていた。撮影を終え帰り際、次の大阪方面いきの快速のアナウンスがあった。223系か225系のステンのインバーター車。そして接続する加古川線も同じ。国鉄がどんどん遠くなっているのを感じる春、この駅だけは昔の面影を残していた。
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