廃線の果てに 安比奈線
まだ休止線だよっていわれそうですが、実質廃線ですね。
ということで安比奈線を訪ね南大塚まで行ってまいりました。
雨が心配されたものの結局帰宅まで雨に濡れることは幸いありませんでした。
この時期に廃線跡ということで覚悟はしていたのですが、なかなかの茂りっぷりに蛇もいたりとサバイバル?でしたよ。
南大塚駅からみた安比奈線。線路がカーブしているのがわかりますが、手前の線路と道の先の線路は繋がっていませんしずれています。どうも元々あった線路が取り払われてしまったようです。
途中いい感じに線路が残る踏切道があったり家の庭になりかけていたり。鉄パイプの柵は光加減から最近設置されたような気もします。
武蔵野の森に吸い込まれる安比奈線
森の中にたたずむ架線柱
途中道路を渡ってかつて撮影で使われたらしい地点へ。こちらも時間がたって自然に還りつつある。木の根がレールを持ち上げてる。
この先カーブして道路にぶち当たる。右側に回って橋をくぐり反対側へ。
反対側にレールは続く草ぼうぼうりながらレールは続く。
しばらく行くと川側に畑が広がり、行く手は色々な情報にあったモトクロスバイクの練習場になっていた。
この先突如線路は深い藪と大きなハゼノキに阻まれる。写真手前の小さな藪の中に分岐器があるらしく、線路が分かれているのが確認できた。よく見ると木の根元にレールが見える。そして完全に竹茂藪の中へ。
ここから安比奈駅構内ようで複線分+1線と複線分架線柱が2組並行して並んでいた。川側は竹藪で殆ど見えない状態。
この先やや開けたところに出ると複線分の架線柱が2セット並んでいるのがわかる。右手の架線柱の先は車止めがあって終わっていた。
問題は左側の架線柱の先、どうも違和感を感じてその先を見ると単線分の架線柱があり続きがありそうでした。
架線柱の先に回ってみるとレールがありました。
まだまだ続いている気配があったので辿ってみました。まだ続いているよう。
ここが線路の終点部分。この先架線の終端らしい柱があったのでほぼ間違いないかと。年月が経ちすぎてあるいみこれだけ残っているだけでもいいほうだと思います。線路が自然に還りつつある場面。人工物が自然に溶け込んでいくところなのでしょう。
これで安比奈線については終わりにしたいと思います。
ついでに撮った自衛隊機はまた次回以降ということで