本で読む「おおかみこどもの雨と雪」感想など

昨日発売になりました「おおかみこどもの雨と雪」早速読みました。
おおかみこどもの雨と雪小説原作小説ということですが、読んでみるとアニメーション映画のための小説という感じで一般的に言う小説とはだいぶ描写がストーリー展開の違いを感じました。要は映画の台本の様な感じということです。そのため正気言ってしまうと単純に小説としては展開が早すぎるのでもっとボリューム(文章)があってもいいかなと思うところがあった。

内容についてはネタバレになってしまいますのであまり詳しくは記しませんが、簡潔に言えば「母とこどもの成長物語」です。そのこどもが狼男の子というプラスαを付けることにより、こどもが成長していく過程で直面する人生のステップ、生き方の選択を強調してよりわかりやすくそして感情移入できるようになっているのだと思う。
ストーリーについていえば、冒頭のおおかみおとことの出会い、こどもの誕生とおおかみおとこの死、山村への移住、子どもたちの成長、生き方の選択と言った内容で進みます。
見所は移住後の生活からですね。おおかみこどもだから直面する問題。おおかみの父親がいない母親がどのようにして生き方をを教えていくのか。そして雨と雪が生き方を選択していくところは映像で描写されたときとても感動的で迫力があったり?するんじゃないかと思うと楽しみです

進むべき道を見つけた2人 その進む先はどんな世界がひろがっているのだろうか? なぜか読み終えて想像すると明るさ半分切なさ半分になるんだな。そこは読んでみるとわかる かもしれない。

おおかみこどもの雨と雪 7月21日公開


おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)アニメスタイル001(特別付録『おおかみこどもの雨と雪』設定資料集)

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