懐かしの終着駅 鍛冶屋駅

久々に旧鍛冶屋駅に行ってきました。

鍛冶屋駅キハ30と妙見山鍛冶屋駅跡にはキハ3069とその長さ分のホームと線路が残っています。駅舎は復元されたものです。

ホームから廃線跡の遊歩道

鍛冶屋駅ホームから廃線跡の遊歩道

鍛冶屋線跡には市原駅跡にもキハ30が保存されています。このキハ30たちはどのようにしてここに置かれたのか気になっていましたが、どうも他のサイトなどの情報によると最終列車で使われた車輌だそうです。市原駅のは道路の位置からして少し動かしたようですが、鍛冶屋駅のはホームとその先の遊歩道との位置関係から最終列車でついたときのままのようです。

鍛冶屋駅現役当時からの桜の木か

鍛冶屋駅現役当時からの桜の木か

車庫に帰ろうにも線路を外されポツンと残されて早20余年。廃線後に生まれた子が既に成人し鉄道の記憶も少しずつ少しずつ消えていこうとしています。時の流れの中、このキハだけは廃止のそのときから時が止まっているようでなりません。もう一度エンジンをかけて線路の上を走る・・・かなわない思いだとしてもせめて町の記憶から消えてしまうことのないように、これからも此処で桜の木と伴に町を、そしして行き交う人々を見守り続けるのでしょう。

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