豊郷まで 113系から吊掛220形まで
今回は豊郷に至るまでの電車の話
ということで、まずは始まりの駅 谷川駅
快速大阪行きが到着する前に加古川線の電車が到着しました。てっきり西脇市以北は空気輸送が日常なのかと思えばどんどん人が降りてくるではないですか。朝はとはいえ今日は日曜日。ちょっと驚かされました。それに運用車両はここのところ常態になっている103系でした。
暫くして谷間から国鉄車の警笛が聞こえてきました。どうやら113系のようです。
やってきた車両はリニューアル113系7000番台6両。車掌さんは篠山以北では初めて女性でした。折角113系が来たのでこの前のこうのとり同様録音してみました。
国鉄車にもかかわらず車掌さんの声もよく入っています。
篠山口で10分程停車している間に後続の287系こうのとり4号に抜かれ、同時に対行の223系6000番台快速福知山行きが入ってきました。
途中で113系ですれ違った113系の中に緑の編成がありました。カーブで向かってくるのが見えたので車内から撮りました。車窓からは運動会をしているのが良く見られました。その影響か18日は乗客が極端に少なく三田まで空席がありました。さすがに三田を過ぎると席は埋まりましたが、休日の朝にしては比較的空いた状態で大阪に到着しました。
大阪からは湖西線経由敦賀行きを見送って9時30分の近江塩津行きに乗車。周りを見ると秋の1デイパスを利用していると思われる人がちらほら。最近駅でもよくPRしているからだいぶ認知度が上がってきたみたいです。そういえば以前西脇市駅でも買っている人がいました。こういった企画切符はまさしく知っている人が得をするものなのでしょう。
さて、乗った新快速なのですが冷房が効きすぎて寒かったです。自分だけかと思えば周りからもそんな声がちらほら。混んでいたとはいえ節電名目で弱い時は弱いのに極端ですね。あとに乗る近江鉄道は節電協力で車内照明は切ってましたし暑くは無かったものの冷房も若干弱かったですね。
一向に減らない乗客も彦根に着くとどさっと自分とともに降りました。彦根に着くとここからは近江鉄道です。
まずは鉄道博資料館へ
資料館そのものは大きくないものの個々の魅力は展示車両。車庫に置かれている状態のままで旧型電気機関車や電車が展示されています。こちらについてはまた別の機会に。
鉄道資料館では三陸鉄道応援活動としてグッズが販売されていました。一番ほしかったものは売り切れていたので豊郷駅のキーホルダーと合わせてトートバックを買いました。
豊郷方面行きの到着時刻が近づいたので駅へ。
実は新快速でついた時に吊り掛け220形が米原方面にいったので同車が折り返してくるのを期待しつつまっているとやってきてくれました。見た目は古さを感じさせないこの電車。見た目はいまどきの車両にしては車体が短いくらいなのですが、今となっては数も少ない吊掛駆動の電車です。関西の地方鉄道の本線で釣掛駆動が現役で活躍しているのは近江鉄道くらいじゃないかと思います。この車両の魅力は自社工場制作で部品をかき集め古い技術と新しい技術が混在しつつうまくまとまっているところでしょうか。個人的には経歴のすっきりした車両よりもやりくりして作られた車両のほうが魂のようなものを感じられて好きですね。
さて、彦根より豊郷へ!
220形223の吊掛駆動サウンドが炸裂 直線区間では75km/hまで加速するから路面電車では味わえない高速域まで吊掛サウンドを堪能できます。
折角なので録音
1 彦根→彦根口
2.高宮→尼子
豊郷駅に18分で到着 半分以上の乗客が降りました。つまり最終目的地が皆同じなわけですね。
構内の雰囲気はどこか豊橋鉄道に似ている気がします。地方のローカル私鉄に共通した雰囲気なのでしょうか
駅を本屋です。綺麗に整備されてはいますが窓口は閉まっています。観光客が増えた?とはいえ普段は少ないためか朝を除いて無人駅になっていました。
ここから先は明日以降ということで
なお既にいくつかの写真はPicasa上にアップしていますのでそちらもよろしければご覧ください。
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