旅はトラブル続き~ひたちなか海浜鉄道~その1
先月5月24日から26日にサンライズで行ったひたちなか海浜鉄道の旅の記事です。
上野からは地上ホームから発車の常磐線に発乗車。事前に指定していたE657系のときわ53号に乗車。このときわですが、ひたちとともに春の改正から自由席がなくなり指定席とグリーン車のみになりました。料金そのものは上野から勝田まで特急券(座席指定券)1,550円なのでまあそんなもんなのかなと。もっともあとで気づいたひたちや普通列車グリーン車には車販などがあるのに対してときわにはない・・・つまり早くて座れるだけなので同じ乗るんだったらひたちの方がお得かなと思う。
次はいつ・・・な列車なので写真を撮ったのだけど走り込んだ感たっぷりな汚れっぷり
さて発車時刻になり指定席に乗り込む。新しい車両だけ合って普通の指定席にもコンセントもあるしソフトバンクとUQの無線LANも使える点が良い。もっとも持ってきたiPadの無線LAN設定が消えてしまっていたので使えなかったので試せずでAterm MR03LNのお世話に。順調に飛ばしていたときわだったのが茨城県に入ったあたりから速度が落ちて怪しい感じ。車内放送がかかり先を行く普通列車が異音を感知して確認のため停車しているとか。先行列車との距離が近くなっているので~と見事に遅れて頂いて水戸着時点で15分ほどの遅れ。勝田での接続時間には余裕を持っていたとはいえ、水戸で途中下車する多少時間が出来ると踏んでいたのちょっと焦った。結局、駅の外にはでないものの予定通り水戸でときわを降りて向かいに停車していたいわき行き539Mに乗ることにした。539Mは下り列車の到着を待って発車。この539Mは写真の通り415系1500番代であり加古川線以来の抵抗制御車になった。まだ415系が残っていたのは嬉しく1駅ではあるが久々にMT54系の音を楽しめた。ほどなく勝田に到着し415系を見送り改札へ。
構内には651系が留まっていた。
勝田駅でひたちなか海浜鉄道に乗り換えるのだがひとまず改札を出る。ここまで使ってきた乗車券は吸い込まれていった。外の券売機にひたちなか海浜鉄道の切符を買えるものもあるのだがどういうわけか使用不可になってるので駅員に乗車の旨を伝えると通してくれた。
ひたちなか海浜鉄道のホームは上り2番線ホームの片隅にある。ネットでは1日乗車券があるのかイマイチよくわからなかったが、行ってみるとあるようなので購入。1日フリーきっぷの価格は900円。しばらくすると明らかにレトロな感じの気動車がやってきた。
キハ2000形2004号 厚塗りでひび割れが見られる塗装。車内に入るとタイムスリップしたかのような向かい合わせの座席に木の床。現役の鉄道車両で木の床は多分初めて。鉄道以外では95年以前に明石市交通局のバスで床が木のバスに乗ったことがあって以来かな。ノスタルジック感たっぷりの車輌が現役で、当たり前のように町中を走っている姿に感動です。でも古いだけあって維持は大変だと思う。時間になりエンジン音が高まる。古いからといってもがくようなエンジン音でもなくそこは頑張ってますよッて感じ。走りっぷりからは「速さが全てじゃないんだよ」って行っているような気がする。しばらくして気づいたのが、非冷房車は兎も角として扇風機もない。元が北海道とはいえ徹底しているな。
本社のある那珂湊駅で下車。車庫を併設しており、様々な車輌が寝ている。先日運行を終了したキハ222は島式の切欠きホームに留まっていたり、JR東海からやってきたキハ11が何両かいた。ミキ300はキハ10に追いやられたのか一瞬見れたものの奥に隠れて写真に撮れず。
写真撮影後は駅窓口で湊線開業101年記念乗車券、キハ222引退記念乗車券、勝田→金上切符を購入。購入しているあいだに社長さんが出かけて行かれました。
駅を出てお昼に那珂湊おさかな市場まで歩いて向かう。駅前を出てひたすら海に向かう道を行けばそこは湊。市街地の人の少なさが嘘のように人がようさんおりまして市場は賑わっておりました。お昼は一角のお店でウニいくら丼だったかを注文。ワサビを醤油に溶かして~なんて書いてあったからまんまやってかけたらワサビが効いたよ。
食後、その場で食べられるものということで岩牡蠣を食べた。700円前後でポン酢で食べたが美味しかった。何故か大分県産が多かったような。
再び駅に戻り阿字ケ浦行きを待つとさっきのキハ2004号がやってきた。海岸沿いの段丘上を上がっていき畑地のなかを行く。気づけば誰も居なかった・・・ とカーブを曲がって終着駅 阿字ヶ浦駅。
特に何もない 線路の果て さてここから海岸沿いを平磯海岸ジオサイトのルートを歩いたひたすらに・・・ それについてはまた別に機会に・・・
再びひたちなか海浜鉄道に乗ったのは平磯駅からとなります。そちらは続きはその2ということで。