ある日の久下村駅
加古川線の駅は殆どが無人駅。
この久下村駅も例外でなく列車も1日9往復程度しか来ない電化区間なのに超過疎ダイア。おまけに制限25km/hなんて区間が西脇市以北ではちょくちょくある。折角新型車が導入されていてもフルに性能を使うことはまずないはずです。
さてこの久下村駅ですが他の加古川線の駅と比べて比較的駅前が広い。もともとはすぐ隣にあるパルプ工場まで材木を運んでた貨物取り扱いがあったようでかつてはそこそこ賑わっていたようです。いまはロータリーに人影はなく前の道路をチップを積んだトレーラーが時折通過していきます。かつて加古川線は沿線の材木や農産品を水運で運んでいたのを鉄道で運ぶようしたのが起こりで、今となってはそれらも減ったのとトラック輸送に取って代わりひっそりとローカル輸送に従事するだけになってしまった。この駅はそうした輸送体系の変遷をかいま見れる駅なのかも知れない。
貨物といえば・・・滝野近辺ではJR貨物のコンテナをよく見るのです。
なかには佐川急便の高速貨物列車M250系のコンテナを見かけることもある。エコ重視なのか最近は鉄道貨物が再び注目されているようです。