加悦SL広場周年祭 11月14日
姫路モノレールの前日に加悦SL広場に行ってきました。
なんでも周年祭ということで車両の運転も行うというので貴重な車両の保存現場を訪ねてきました。
写真は園内側から撮ったもので左奥の建物が旧加悦駅を模したゲートです。模したといっても立派に駅舎となっています。手前は転車台です現役で普段はミニSLが橋の様に走っています。ユニークなのは本物のレールの間にミニSL用にもう2条敷いて1,026ミリ軌間の片軌条を使って行きと帰りを使い分けていることです。勿論、通常の車両は本来のレールを使います。
今回、動態実演したのはこちらです。 雪国の頼れる車両、除雪車両です。こいつ只者ではありません。ちょっとした技を見せてくれます。
自分でジャッキアップしたあと人力で車体を回転出来るのです!これで転車台がなくても大丈夫というわけです。ちなみにこの車両はこれ以外にポイントを使わずに隣の線路に転線できたりします。
あとこの日はもう1両カトーくんの運行もしたようです。カトーくんであればこのKDー4になります。
展示車両には他にも加悦鐵道で活躍したSLや気動車キハ04やキハ10に旧ガソリンカーを元にしたかなりレトロなもの。なぜかレストランには旧南海が、駐車場には旧京都市電北野線の車両が留っていたりしています。
路線が廃止になった鉄道の多くが面影が時の移ろいと伴に消えていくところ、ここでは今でも車両の息づかいが聞こえるのは嬉しいばかりです。それもNPO法人という民間の手で守られているのは誇れることだと思います。失って気付く大切さ 無くしてからでは取り戻せないものがそこにある 悔いる前に実践を 並大抵のことではないと思いますが私も少しでも役に立てればと思います。
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