山陽電鉄網干線と5030系走行音など
金光臨のあと運行システム更新に併せて接近・発車・通過メロディが採用された山陽電車の山陽姫路駅へ。
山陽電鉄というと大手でもないしだからといって中小私鉄と言った感じでもなく所謂準大手と言われる私鉄。路線長は阪神よりも長いし最高速度は110㎞/hもだすけども駅や車輌はどこか大手にない古さとか地方の趣があった。まあそれが山陽らしさだったのかもしれません。
そんな山陽に接近・通過メロディが登場! それも京急などで使われてるメロディの作曲者とか。事前に聞いていたもののあまりの新鮮さに実際に聞きに行ったわけであります。
山陽姫路駅。まずはメロディを録ろうとしたのだがいざ録ろうとするとタイミングが分らない。結局発車のアナウンスからずーと録音し放しにして後で編集することにした。3000系普通車の傍らで録ったのだが、冷房を稼働させているために「ぶぉーん」ってBGM付(汗)になってしまってます。普通を見送って4番線の5030系阪神梅田行き直特を撮っていると隣の3番線に阪神8000系8243Fオリジナル赤胴車が折り返しの回送幕で入ってきた。
梅田側の8435
隣の山陽5030系クハ5632は収りきれず。
5030系直特の2両目に載るとガラガラだったので走行音を録音。発車前から録ったので外で流れた発車メロディも入ってしまってます。カーブを過ぎると富士電機製のIGBTインバーターの音がハッキリと聞こえてくる。飾磨の手前までの直線を短距離ながらかっ飛ばして飾磨のカーブで減速してゆっくりとホームに到着。そういえば載っていて感じたのが飾磨駅西方の雰囲気は近鉄京都線の平城~大和西大寺駅の雰囲気にどこか似ているような気がする。急なカーブと別路線が合流することからだろうか。
飾磨で途中駅のメロディを録っていると、「回送車が到着します」のアナウンスが流れ先ほど回送になっていた8000系8243Fがやってきた。山陽の接近メロディは回送車の場合鳴らないようだ。回送車は一旦停止して出発すると、駅東方の本線上で折り返して4番線に入った後に飾磨車庫に入庫。
メロディを取り終えたあと折角ここまできたので網干線を乗車。3200系ワンマン列車に乗り込んだ。節電か車内の照明は消されていたが冷房はオン。おかげで快適だった。網干線は単線でありながら飾磨を除く駅が行き違い駅で日中でも4往復運転されている。飾磨を出ると高架線に上がり西飾磨。飾磨が1本しかないためここで行き違いをする。立派な高架をおりたら夢前川。単線であるものの複線分の用地はあるし決して線形も悪くないのは岡山方面延伸を考えていたからなのだろう。線形はいいものの実態は街のローカル線で電車は特に急ぐこともなく走り終点の山陽網干に到着。
近鉄名古屋から続いてきた関西私鉄の標準機レールはここで終点となります。
山陽網干駅の駅舎。プラットホームからスロープになって改札外まで続いています。
網干の街はJRの網干ではくこの山陽の網干が元々でこちらの方が賑やか。駅前にはロータリーや駐車場もあります。
これにて山陽電鉄全線の乗車完了であります。あとは藤江の通過メロディと明石駅の発車メロディを録れればと思います。