北沢産業網干鉄道廃線跡巡り
廃線跡というのはあれどレールが残っているところは少ない。
つい最近であれば三木鉄道は廃線1年経っても残っていましたが、今は既に撤去されています。
北沢産業網干鉄道はいろいろな情報にもあるようにレールの残っている数少ない廃線です。
もっとも全線に残っているわけではないのですが。
網干駅南側を降りると、ロータリーと接して駐車場があります。ここに使われてきた機関車が保存されています。
廃線跡は、網干駅から総合車両所に向かった先から始まります。
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地図の印のあるところからレールが残っています。ちょうど行くと地元の親子ずれが散策しているところでした。
どうも地元の方は農作業や散策路として通っているようなので、気をつけつつ進んでみました。
カーブ地点にある木。列車が走っていたころからあったのだろうけど、気づけば線路敷き側にまで張り出しています。
ここまで大きく張り出すほど廃線から年月が経ったことが分かります。
地図の地点から見た線路敷き 緩やかな左カーブを切っていきます。
所々に北沢産業の看板がありますが、線路敷きに物を置くな!という注意書きです。当然と言えば当然ですね。何処かの国ではありませんが、既成事実を作られて気づけば無くなっているのは最悪の状態です。
ただ地元の方の通り道にはなっているようです。遠方が霞んでいるのは黄砂の影響です。
廃線から時間が経っているので枕木が朽ちている物も多々見受けられます。もっとも、残った枕木や朽ちた木の量からして元々枕木の本数も少なかったようです。網干鉄道の線路規格はそんなに高い物ではなかったようです。
これからどんどん寒くなるのに、枕木の間にテントウムシがいました。色と横にある抜け殻からまさしくテントウムシになった直後のようです。
郊外の廃線跡でも列車が通らなければ草が生え自然に埋もれていきます。廃線跡に咲くコスモス
このコスモスは列車が通っていたことは知るよしもないのだろう。
この先直線になって300mほどいくと比較的新しい住宅にぶち当たります。
下の地図の地点です。
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住宅の先は東芝の工場脇を進みますが、この先は工事中で跡形無く消えそうな予感です。
今回は時間の都合ここまでです。本当は終点まで行って山陽網干から姫路に戻ろうと思ったのですが、午後から出発しては流石に無理ですね。
最後に
廃線跡横にこんなのが倉庫として使われていました。
ワム80000形かなと思ったのですが・・・