加古川線青野ヶ原駅近くにあるJR所有地
以前から気になっていたのですが、青野ヶ原駅の近くの線路から少し離れたところに鉄道敷地などによく使われている柵で囲まれた土地があるのです。
↑これが写真です
線路との位置関係を示すため逆光で撮っていますが、柵で囲まれた向こうに家1軒分の土地を挟んで線路があります。偶然資材として余っていて柵として使っているのか気になったので確認してみると・・・
国鉄時代からと思われる境界標に真新しい資料で塗られてしっかりとJRのマークも入っています。ということはここはれっきとしたJRの土地であり鉄道用地なようです。
謎ですね。線路とのあいだの土地には境界標はないのでJRの土地ではないようです。つまり完全な飛び地ということです。通常線路に隣接した土地ではよく元々の構内だったり施設があってと言うのは見られますが、こういうパターンは少ないように思います。確かに変電所などがある場合にこういった土地は考えられなくもないですが、あいにく加古川線は最近まで非電化だったのでそうではないですし。今のところ検討がつかないですね。ご存じな方がいらっしゃいましたら教えて頂けると嬉しいです。
↑ちなみにこの少し北にはこんな名前の踏切があります。「大門廠舎正門」陸自青野ヶ原演習場の官舎からの道にあるのでそういう名前なのでしょう。名前から思うに、戦前からの名前をそのまま使っているのでしょう。
本日の加古川線写真は西脇市発加古川行き1344Sです。 西脇市駅~加古川駅間は2列車とも103系が運用についていました。